Tuesday,August 30,2016

ドリップコーヒーの世界へ!コーヒーサーバーを購入した

KINTO_CoffeeServer_eye

凝り性なので我慢していたドリップコーヒーの世界に、とうとう手を出してしまいました。

ドリップコーヒーの世界へ

コーヒーの世界にハマってしまうと、とても深い沼に陥りそうだったので、ずっとインスタントで我慢していました。
長年我慢し続けていましたが、とうとう我慢できなくなり、とりあえず100均でドリッパーとフィルターを購入しました。

コーヒー沼の畔です。

それほどガッツリやるつもりではなかったので、インスタントの延長戦という感じで、カップに直接ドリップする方法で始めました。

しばらくはその方法で楽しんでいましたが、カップに直接ドリップする方法では、量が分からず溢れてしまうことが何度か起こってしまいました。
お手軽さを求めて、カップに直接ドリップしていましたが、溢れると片付けや掃除に手間がかかってしまい、せっかくのコーヒータイムが台無しです。

解決するには、やはり量が確認できるコーヒーサーバーが必要ということで、購入する事にしました。

そうです。コーヒー沼の岸辺です。つま先すでに濡れてます。

KINTO SLOW COFFEE STYLE Coffee server

コーヒーサーバーを選ぶ基準は、いくつかあると思います。

まずは容量。抽出する量に合わせてサイズを決めます。
次に機能。レンジや火の加熱に対応しているかを必要に応じて選びます。 あとはデザイン。やはりお気に入りのデザインというのは、大事ですね。使っていて心地よいし、料理の盛り付けと同じで見た目の良さは、味もおいしくなったように感じます。

今回は、再加熱や保温はあまり考えていないので、デザイン重視で選びました。
耐熱ガラス製で電子レンジに対応しています。

サイズは 600ml です。普段使っているマグカップの容量が 250ml でしたので、2杯分の容量で決めました。

開封の儀

シンプルな梱包です。

KINTO_CoffeeServer001
上部

KINTO_CoffeeServer002
側面1

KINTO_CoffeeServer003
側面2
使い方の説明書になっています。

KINTO_CoffeeServer004
側面3

KINTO_CoffeeServer005
側面4

KINTO_CoffeeServer006
底面

KINTO_CoffeeServer007
本体上部の開口部は、思ったより大きく感じましたが、一般的なドリッパーのサイズに合わせてあるようです。 ドリッパーを乗せるとジャストサイズで、ガタツキがありません。

KINTO_CoffeeServer008
シンプルなデザインで、お気に入りです。

600ml サイズということで、もっと大きいかと思っていたのですが、想像していたより思いの外小さい印象を受けました。

まとめ

カップに直接淹れる時とは違って、サーバーを使うと量や抽出時間の調整が楽にできますね。
結果上手に淹れることができて、よりおいしくなっているような気がします。

この調子で行くと、コーヒー沼にどっぷり嵌りそうで怖いです。

KINTO_CoffeeServer009

お気に入りの道具で淹れるコーヒーは、一段とおいしく感じますね。

posted by taks at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
Tuesday,August 23,2016

SublimeText3のスニペットに自作コードを登録する方法

ST3_Snippet_eye

Sublime Text3 の便利機能であるスニペットに、自分で作ったコードを登録すると、更に使い易さが増して幸せになれます。

スニペット機能

超絶便利なスニペット機能ですが、その使い方も超簡単です。
トリガーになる任意の文字を打ち込んで、tab キーを押すだけで登録されているコードやテキスト文などが展開されます。

ST3_Snippets.GIF

展開されるコードを自分で作ることもできるので、覚えやすいワードでよく使うコードなどを登録しておくと、更に便利に使えてしまいます。

自作スニペットの登録方法

Sublime Text3 のスニペット機能には、ユーザーが自作スニペットを登録すことを前提に、新登録用の項目がメニューに用意されています。

ST3_Snippets_001
Tools -> Developer -> New Snippet... をクリックすると、新規登録用のテンプレートファイルが開きます。

ST3_Snippets_002

スニペットの設定は、1つのファイルに1個のtabトリガーと展開コードのセットのみ設定できます。
1ファイルに複数のセットを設定することはできません。

<snippet>
    <content><![CDATA[
Hello, ${1:this} is a ${2:snippet}.
]]></content>
    <!-- Optional: Set a tabTrigger to define how to trigger the snippet -->
    <!-- <tabTrigger>hello</tabTrigger> -->
    <!-- Optional: Set a scope to limit where the snippet will trigger -->
    <!-- <scope>source.python</scope> -->
</snippet>

設定用のテンプレートファイルの構造は、<snippet>タグで囲まれた中の3項目で設定します。

<content><![CDATA[ *** ]]></content>

tab キーをおした後に、展開されるコードを記述しておきます。

${}で囲まれた場所は、変数として扱われます。
テンプレートのように ${1:this} という記述をしておけば、展開後その場所が選択され編集可能な状態になっています。
また、 ${1: 〜 } が複数箇所に記述されていると、すべてが選択状態となり、同時に編集できます。

${2: 〜 } のように数字を入れておくと、${1: } の編集が終わって tab キーを押すと、${2: } の場所が選択状態になり、数字の順番で編集可能な状態に切り替わります。

キャレット(カーソル)いちの指定だけであれば、$1 , $2 ... $n のように記述するだけで tab キーを押すたびに移動すように指定できます。
$0 で指定された場所が、最終地点になります。

<tabTrigger> *** </tabTrigger>

スニペットを展開するためのトリガーとなる文字列を指定します。

コメントアウトされているのは、省略可能だからです。
省略した場合は、tab キーでは展開されず。コマンドパレットから選択する形になります。

ST3_Snippets_003
Tools -> Snippets... と選択すると・・・

ST3_Snippets_004
コマンドパレットが開きます。

<scope> *** </scope>

スニペットを表示させたいファイル形式を指定します。

編集しているファイルの拡張子によって、コマンドパレットやtab キーを押した時の選択項目の中に表示させるかどうか指定します。

HTML ファイルを編集している時のみ表示させたい場合は、<scope>text.html</scope> と入力します。 HTML ファイルと CSS ファイルの編集中に表示させたいなど、複数の種類を指定する場合は、<scope>text.html , source.css</scope>のようにコンまで区切って入力します。

こちらも省略可能です。省略した場合は、すべての種類のファイルで表示されます。

<description> *** </description>

テンプレートファイルの中にはありませんが、コマンドパレットなどで表示させた時の説明文を記述することができます。

ST3_Snippets_005

省略した場合は、設定ファイルのファイル名が表示されます。

設定ファイルの保存場所

設定用のファイルは、当然ですが保存場所が決まっています。

保存場所: /user/ユーザー名/Library/Application Support/Sublime Text 3/Packages/

Packages 以下であればサブフォルダの中でも OK です。私は User_Snippets というフォルダを作って管理しています。

設定ファイルの拡張子は .sublime-snippet です。 保存時には必ずこの拡張子をつけて保存します。

まとめ

HTMLファイルやCSSファイルだけでなく、通常のブログ記事でもコードを使う場面はあります。
コードにかぎらず、定型文的にも使うことができるので、執筆時にはかなり楽になります。

以前の記事でも紹介した、以下のコードを登録しました。

ソースコードの表示を見た目も内容も分かりやすく表示するSyntaxHighlighter

SyntaxHighlighterのコードを登録しました。
手打ちすると地味に面倒なんですよね。

<snippet>
    <content><![CDATA[
<pre class="brush:css">${1}</pre>
]]></content>
    <!-- Optional: Set a tabTrigger to define how to trigger the snippet -->
    <tabTrigger>precss</tabTrigger>
    <!-- Optional: Set a scope to limit where the snippet will trigger -->
    <!-- <scope>source.python</scope> -->
</snippet>
<snippet>
    <content><![CDATA[
<pre class="brush:html">${1}</pre>
]]></content>
    <!-- Optional: Set a tabTrigger to define how to trigger the snippet -->
    <tabTrigger>prehtml</tabTrigger>
    <!-- Optional: Set a scope to limit where the snippet will trigger -->
    <!-- <scope>source.python</scope> -->
</snippet>
<snippet>
    <content><![CDATA[
<pre class="brush:js">${1}</pre>
]]></content>
    <!-- Optional: Set a tabTrigger to define how to trigger the snippet -->
    <tabTrigger>prejs</tabTrigger>
    <!-- Optional: Set a scope to limit where the snippet will trigger -->
    <!-- <scope>source.python</scope> -->
</snippet>

Youtubeの埋め込み用に作ったこちらも登録しました。

Youtube動画をレスポンシブで埋め込むcss設定方法

ラップを重ねると自分でもよく覚えてません。
記述する時、いちいち調べ直してました。

<snippet>
    <content><![CDATA[
<div class="movie-wrap"><div class="movie-container">${1}</div></div>
]]></content>
    <!-- Optional: Set a tabTrigger to define how to trigger the snippet -->
    <tabTrigger>youtube</tabTrigger>
    <!-- Optional: Set a scope to limit where the snippet will trigger -->
    <!-- <scope>source.python</scope> -->
</snippet>

今のところたったのこれだけですが、それでもスニペット機能の恩恵は十分に感じられます。
普段良く使うものだけでなく、この機能があるからこそ、新たに使おうかと思うものもあるかもしれませんので、便利なコードなども調べなおしてみると良かもしれませんね。

posted by taks at 08:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | PC
Tuesday,August 16,2016

サムネイル画像入りの新着記事を!忍者画像RSS!

Ninja_GazouRSS_eye

Seesaaブログの新着記事一覧は、最近のバージョンではサムネイル画像の表示に対応していますが、Seesaaブログのサーバにアップロードされた画像からしか表示されません。
ましてや当ブログで使っている旧バージョンのテンプレートでは、サムネイルに対応すらしていません。
以前から何とかできないかと試行錯誤を繰り返していましたが、便利なサービスを見つけました。

忍者画像RSS

忍者ツールズというホームページやブログなどのアクセス解析、カウンターほか、様々なサービスを提供しているサイトです。
結構古くからあるサイトで、私もアカウントだけはかなり昔に取得してアクセス解析など使っていたことがありましたが、当時はイマイチ使い勝手が悪く、いつの間にか使わなくなって放置していました。

忍者ツールズ|ホームページ ブログ アクセス解析 カウンター メールフォーム

サイドバーにサムネイル付きの記事一覧を設置する方法を探していて、過去にSeesaaブログでJQueryを使えるように設定したことがありますが、あれもサムネイル取得できないかと思って試行錯誤していた一環です。

いろいろと調べていくうちに、たどり着いたのがこの忍者ツールズ提供の”忍者画像RSS"でした。

画像付きRSSブログパーツ | 忍者画像RSS (旧:忍者レコメンド)

設定と設置

忍者画像ツールズは、表示方法の設定が細かくできるようになっています。
表示方法から色の指定、サムネイルの大きさや記事領域の指定まで細かく指定できます。

サイトの登録

アカウントを持っていない場合は、忍者ツールズの”新規ユーザー登録”からアカウントを作成します。
N000
アカウントでログインできたら、忍者画像RSSのページヘ進みます。

忍者画像RSSのページトップから
N001
「忍者画像RSSを始める」ボタンを押します。

N002
表示させたいブログのURL、またはRSSフィードURLを入力します。

N003
入力されたサイトの検索が終了すると、サイトタイトルが表示されます。
問題なければ「このURLでつくる」ボタンを押します。

設定方法

サイトの登録が完了して、設定画面に入ります。

N004
実際にサイトに登録するコードとプレヴュー画面が現れます。

N005
設定用のメニューは、帯状の追従表示になっています。
サイドバー用に縦長の設定にして、プレヴューでスクロールを繰り返しても、常にメニューが表示されています。

N007_1
プレヴュー画面の左上のプルダウンメニューで、プレヴュー形式を幾つか選ぶことができます。 設置したい場所に合わせて、プレヴューを確認することができます。

N006
「レイアウト」タブでは、表示形式のテーマがいくつか用意されています。
画像のみであったり、テキストのみと言った表示もできます。

N007
「表示設定」タブでは、表示させる件数、列、サムネイル画像や記事領域のサイズを指定できます。 レスポンシブル表示対応で、縦横比率と最小サイズを指定することができます。

N008
ピクセル単位で固定サイズを指定することもできます。

N009
「色指定」タブでは、文字の色から背景色、枠の色まで細かく指定することができます。
パレットから選択することも、色コードを入力して指定することもできます。

N010
「オプション」タブでは、サムネイル画像の周りに表示させる項目を指定することができます。
フォントの大きさを指定したり、アイコンや日時、共有ボタンや記事本文の表示非表示を指定できます。
表示させる記事もランダム表示か日付順か、いいねの付いた数などで選ぶこともできます。

N011
「詳細表示」タブでは、記事タイトルの表示設定と余白の設定などができます。

設定項目は多岐にわたり、設置したい場所に合わせて、柔軟にデザインを調整することができます。

設置

Seesaaブログへの設置は、「コンテンツ」で行います。

S001
「デザイン」 -> 「PC」 -> 「コンテンツ」へ進み

S002
「自由形式」を設置したい場所へドラッグします。

S003
「自由形式」の変数画面を開き、出来上がったコードを貼り付けます。

コードを貼り付けたあとからでも、忍者画像RSSの管理画面から設定を変更すると、自動的に反映されます。

まとめ

ランダム表示や人気記事の表示をさせるためのものだと思っていたのですが、日付順という表示方法もあり、サムネイル付きの新着記事としても使えるため、探していた表示方法にピシャリとハマりました。

Seesaaブログは、無料ブログとしては自由度が高いことで有名ですが、やはり有料ブログと比べるべきではありませんね。
しかしやりたいことを何とかして実現しようと調べたりすることは、勉強になります。

posted by taks at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | SeeSaaカスタマイズ
Tuesday,August 09,2016

レザートリートメントラナパーで革の手入れ

Renapur_eye

革製品は手入れをすることで長く使えるだけでなく、見た目にも味が出てきて愛着が湧いてきます。
でも手入れに時間や手間がかかると、面倒になってしまいます。手軽にメンテナンスできる方法はないかと探してみると、良い商品を見つけました。

レザートリートメント Renapur

革ジャンやカバン、靴、ソファ、車のダッシュボードなど、あらゆる革製品に手軽に使えるワックストリートメントとしては、かなり有名な商品です。
匂いも殆どなく、革の種類も選びません。

革製品は、長時間なにも手入れもしていないと、油分がなくなり乾燥してボロボロになっていきます。
特に雨など水分が大敵で、濡れたまま放置しておくと、その部分だけ油分がなくなり、まだらに変色したり硬化してボロボロに剥がれたりします。

そういったことを防ぎ、長く使っていくためにも、トリートメントなどで油分を補給してメンテナンスをします。
ときどきでも手入れをしてあげると、その分愛着もわきますね。

開封の儀

Renapur_op (1)
外箱上部

Renapur_op (2)
外箱正面

Renapur_op (3)
内容物

  • ラナパー本体
  • スポンジ
  • 取扱説明書と注意書き

Renapur_op (5)
本体裏面

革製品を大量に持っているわけでもないので、今回は100mlサイズを購入しました。
取扱説明書によると、5年間は常温で蓋を外したままでも品質は変わらないそうです。

使ってみた

実際に使ってみます。サンプルには、普段使っているペンケースを用意しました。

2014年7月に購入して以来、一度も手入れらしい手入れをしていませんでした。

万年筆の持ち運びにペンケースを購入した

普段はカバンに入れっぱなしなので、水に濡れたりすることもなく状態も良いのですが、ペンを入れているところに痕がついてきて気になってきました。

Renapur_samp (1)
1年半以上使っていますが、ほつれなどもなく思っていた以上に丈夫でした。

Renapur_samp (2)
普段はロール状に巻いています。

Renapur_samp (3)
画像では2本ですが、普段は万年筆とボールペン含めて3本入れています。

Renapur_samp (4)
使用中は、デスクの上に広げて、ペントレーのように使います。

Renapur_samp (5)
ほつれや破れなどはありません。

Renapur_samp (6)
革が変形して、ペンの跡がついています。
使い込んだ感じがでて良いのですが、こういった部分から破れたり、乾燥で剥がれたりしやすくなります。

Renapur_use (1)
実際に使っていきます。

Renapur_use (2)
今回は付属のスポンジを使って作業しました。

Renapur_use (3)
右側半分だけ塗布してみたところ。ツヤが出たような感じです。

Renapur_use (4)
当然ですが起毛部分には、使用しません。

Renapur_use (5)
当初どのくらいの量を使って良いのかわからず、艶が出るまで何度も重ねて塗っていたら、ベトつき始めました。
ラナパーは基本的にべと付くようなものではないため、明らかに量が多すぎです。

多すぎた分は、乾いた布で拭き取りました。
トリートメントが革に染みこむまで少し時間がかかります。薄く塗り広げたらしばらく置いて、馴染ませる必要があるようです。

Renapur_use (6)

Renapur_use (7)
両面とも塗り終わったら、しばらく置いて馴染ませます。


しばらく置いていると、若干の変化がありました。

Renapur_use (8)
表面の艶が増し、手触りがサラサラしてきました。
ツルツル滑るといった感じでもありません。

Renapur_use (9)
当初量が多すぎて、触るとワックスが手についてベタツキ感があったのですが、拭き取って馴染ませたあとはベタつきもなくなり、サラサラした心地よい感触だけが残りました。

まとめ

ラナパーの良い所は、革の種類や色をあまり気にせず、手軽にメンテナンスできるところですね。
靴磨きをきっちりやろうとすると、色や種類ごとにクリーナーやワックスなどを変えていかなければなりません。
時間をたっぷりかけれる時なら、それも楽しいのかもしれませんが、いつもそんなに時間が取れるとも限りません。
他の革製品もそうです。その結果、手入れが疎かになってダメにしてしまうこともあります。

その点ラナパーなら、雨で濡れた後などの手入れが重要な場面で、ひと塗りしておけば簡単にメンテナンスが完了してしまいます。
本格的な手入れは時間があるときに行うとして、簡単に短時間で応急的な処置や日頃のメンテナンスが出来てしまうのは、革製品を長期間使っていくために大変助かりますね。

そう頻繁に使うものでもありませんが、一度購入してしまえば、数年間品質の低下もなく使い続けられるところもGoodですね。

posted by taks at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
Tuesday,August 02,2016

Windows10へ駆け込みアップグレードした

Windows10_WP_eye

メインで使っていたPCは、10年くらい前に購入したショップオリジナルPCで、メモリ増設や電源交換、グラボ交換などを施して延命している状態でした。

アップグレードするべきか

最近のPCであれば躊躇なくアップグレードすると思いますが、長年使ってる古いPCの場合は、重くなったり対応していないデバイスがあったり、最悪挙動がおかしくなることを考えると、アップグレードするか悩みますよね。

アップグレードしないつもりでした

最近あまり調子が良くないメインPCは、気温が高い今の時期は特に熱暴走気味で、ファンが唸って挙動がおかしくなる事もしばしばあり、ひどい時には突然電源が落ちてしまうこともあります。
電源ユニットは過去に2回ほど交換済みですので、おそらくCPU、マザーボードの劣化が原因だと思います。
今となっては数世代前の企画になっているので、パーツの入手も手間なので修復は難しいですね。修理するなら買い替えを検討するつもりです。

その様な状態ですので、Windows10へはアップグレードしないつもりでいたのですが、職場の共用PCが勝手にアップグレードされて、半強制的に使ってみる機会を得ました。

1ヶ月以内なら元に戻せることは知っていましたが、使ってみたかったので黙っていました・・・そうです。確信犯です。

思ってた以上に使える

職場の共用PCもかなり古くて、Celeron430 1.8GHz にメモリ2GB という構成で、Windows10の最低構成要件を満たしてはいますが、はっきり言ってXP世代の代物でお世辞にも快適スペックと言うものではありませんでした。

ところが、Windows10がすんなりインストールされて、使えています。
動作は極めて重く、待ち時間の長さにフリーズかと思うほど待たされることはありますが、動いています。
快適とはいえませんが、基本的なアプリも特に問題なく動きます。

今のところ経験したトラブルは、ときどき印刷ができなくなる現象でした。
おそらくメモリ不足が原因と思いますが、普段は普通に印刷できているのに、ときどき印刷できないファイルが出てきます。
データ容量が重かったり、バックグラウンドで別のアプリが動いて負荷がかかっていると、発生するようです。
そんな時でも、数十回くらい印刷をかけているとできるようになるので、やはりメモリ不足が原因でしょう。

あとExcelマクロが、時々動かなくなる現象も見られました。
こちらもメモリ不足が原因のようで、原因調査でマクロを分割してテストしているうちに普通に使えるようになりました。
昨日まで使えていたマクロですので、コードには問題はなく、コードの読み込み展開に引っかかってエラーを返していたようで、分割テストしているうちに読み込み展開が完了して使えるようになった感じです。

以上のトラブルも性能の低さに起因するものでしたので、そこそこの性能を備えたPCであれば発生しないようなものばかりです。
また登場から1年が過ぎ、ドライバ関係などの対応が進んだせいもあってか、古い構成でも割と使える様なので、無料アップグレード最終日に駆け込みアップグレードしました。

Windows10へアップグレード

アップグレード自体は、およそ1時間半くらいで完了しました。
途中、未対応でDeamonTools Lite 3.2のアンイストールを求められましたが、それ以外は特に問題なく自動でダウンロードからインストールまで完全自動でアップグレード出来ました。

バージョンが古すぎですね。昔インストールして殆ど使ってなかったので、アンインストールしました。
現在はバージョンも上がっていて、Windows10にも正式対応しているようです。

本家
DAEMON Tools Lite 10: 最も多くの個人が使っているディスクイメージングアプリケーションです - DAEMON-Tools.cc

日本語版
DAEMON Tools Lite 日本語版 公式配布ページ

セキュリティー関係の設定は必須!

無事にアップグレードが完了しましたが、アップグレードの常でリンク切れや設定がデフォルトに戻っているところなどがあるため、使用環境に合わせて元の設定に戻す作業をしていましたが、とんでもない設定を見つけてしまいました。
セキュリティ関係の設定が、すべて開放状態になっているではありませんか。

毎月恒例のWindowsアップデートでセキュリティ関連のアップデートを提供しているにも関わらず、OSのデフォルト設定がセキュリティ駄々漏れ状態とはいかがなものかと思います。

まずはセキュリティ関係の設定を優先して行いました。

Win10_sec_01
「スタート」ボタンから「設定」→「プライバシー」

Win10_sec_02
「全般」の設定
すべてオフにしても問題ありません。

Win10_sec_03
「位置情報」の設定 「このデバイスの位置情報は〜」下の [変更] を押してオフにします。

Win10_sec_04
「カメラ」の設定

Win10_sec_05
「マイク」の設定

Win10_sec_06
「音声認識、手書き入力、入力の設定」の設定
「自分の情報を知らせない」を押してオフにすると「自分を知ってもらう」の表示に変わります。
Cortana もオフになりますので、Cortanaを使いたい方は、オンのままにしておきます。

Win10_sec_07
「アカウント情報」の設定

Win10_sec_08
「連絡先」の設定

Win10_sec_09
「通話履歴」の設定

Win10_sec_10
「メール」の設定

Win10_sec_11
「メッセージング」の設定

Win10_sec_12
「無線」の設定

Win10_sec_13
「デバイスと同期」の設定

Win10_sec_14
「フィードバックと診断」の設定

  • フィードバックの間隔
      フィードバックを求められる頻度 ・・・ しない
  • 診断データと使用状況データ
      デバイスのデータを Microsoft に送信する ・・・ 基本

Win10_sec_15
「バック グラウンド アプリ」の設定

以上、最低限のセキュリティ確保のための設定です。

まとめ

毎月の恒例のセキュリティパッチを提供しているはずの Microsoft ですが、新OSにアップグレードしたら元の設定を消してまで、セキュリティ駄々漏れのデフォルト設定にしてしまうのはどうかと思います。
今回のOS自体は、それほど Viata や Windows8 のような悪評を聞かないだけに、残念な結果ですね。

機能が大幅に増えているようですが、その一方でなくなった機能もあるようです。
便利な機能が増えるのは良いですが、逆に自分の使っていた機能がなくなると代替を探すのも大変です。

旧OSのサポートがなくなり、セキュリティ更新もされなくなってくると、やはりずっと使い続けるわけにも行きませんから、新OSに早く慣れて、自分のものにしていくしかないですね。

個人的にはXPノートか余っているので、XPも無料アップグレードの対象にして欲しかったですね。

posted by taks at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | PC