某オークションで格安中古が出品されていました。液晶ヒビ割れありのジャンク品扱いでしたが、完動品とのことだったので、思わず落札してしまいました。
Sony NEX-5R
2012年発売のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載する、コンパクトミラーレス一眼です。
このモデルから無線LANを搭載して、同じLANネットワー内であればスマホなどに無線で画像転送できるようになりました。また、PlayMemories Camera Appsに対応して、スマホをリモコンにする機能やタイムラプス機能などを追加することが出来ます。
NEX-5R | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
Youtubeなどでもレビューが多数あり人気が非常に高かった機種です。
液晶チルトが180度開くことで自撮りしやすいことも人気の理由だったようです。
初めての一眼カメラ
一般的な一眼レフカメラと同じAPS-Cサイズのセンサーを積んでいますが、さすがミラーレスコンパクトです。
レンズが大きく見えますね。
レンズは別で購入したのですが、初一眼でどう選んで良いのかわからなかったので、標準ズームレンズを中古で購入しました。
Sonyの標準Eマウントズームレンズです。
Eマウントレンズは所謂撒き餌レンズというのか、新品でも安価なレンズが多いですね。
私のような初心者には、選択しやすくて助かります。
18-55o F3.5-5.6標準ズームレンズです。
SonyのAPS-Cは、35o換算するには1.5倍しますので、27-82.5oのズームレンズ相当となります。
実際に撮影してみて分かりましたが、F値3.5でも室内では暗いですね。
以前から持っていたコンデジのほうが明るく撮れます。
液晶のひび割れです。光の加減で目立って見えていますが、実際には普段それほど目立ちません。角度をつけて光を当てないとわからないレベルです。
液晶保護フィルムの中でひび割れているので、手で触っても引っ掛りもありません。
液晶も正常に映ります。タッチ操作も問題なく出来ています。
気にされる人は気になるのでしょうが、このヒビ割れのおかげで中古相場の半値以下で購入できました。
完動品が超激安で購入できたのですから、良しとします。
上方向へのチルトは180度開きます。
上方向はアームが長くボディから液晶を離したり、角度の自由度がわりと高いです。
180度開いた状態です。
液晶を完全に正面に向けることが出来ます。
180度開くと液晶も映像の上下が反転して正面から見やすくなるのですが、反転するタイミングを任意で選ぶことが出来ません。
ほぼ垂直に近くならないと反転しないので、角度によっては使い難いかもしれません。
撮影してみた
5秒 F22 ISO25600
豆電球とTVの光だけの状態で撮影。
1/100秒 F3.5 ISO3200
近づきすぎて手前がボケてますね。
1/50秒 F3.5 ISO6400
手ブレしてしまうので、シャッタースピード1/50秒に固定するとISO感度が上がってしまう・・・
1/50秒 F3.5 ISO6400
もっと解像感がほしい。ISO100で長時間露光したほうが解像感出るのだろうか?
それともレンズの問題?
まとめ
ジャンク扱いの格安スタート品とは言え、ほんの数年前の人気機種だったので、どうせ更新されるだろうと思って入札していたのですが、結局更新されることもなく、思いがけず落札してしまいました。
どうしても欲しくてというわけではなかったのですが、いざ手にしてしまうと一眼カメラの奥深い世界に引き寄せられてしまいます。
カメラ沼に嵌まりそうで怖いです。
液晶のヒビ割れ以外は、まったく問題ない完動品でしたので、一眼特有のボケ感のある画像や、動画撮影にも興味を持ち始め楽しんでいます。
三脚と単焦点のレンズが欲しくなってきました。