およそ6年前お迎えして以来、摘芯剪定せず自由に伸ばし放題にしていたエバーフレッシュを、大幅に初選定しました。
6年目のエバーフレッシュ
最初に我が家に来た頃は、ミニ観葉小物の可愛らしい姿でした。
2010年、樹高にすると10pもないくらいの小さな株でした。
2011年、植替えをして成長します。樹高で言うと40pくらいでしょうか。
2013年、2012年末に引っ越しをして、しばらく調子を崩していましたが、この年の春には順調に回復しました。
夏に植え替えを行ってから、更に元気を取り戻したように一気に伸び始めました。
2014年、樹高1mを超えました。
葉が大きくなるに連れて、3株が譲りあうように横に広がってきたため、紐で間隔を調整するようにしました。
2015年、樹高150cmになりました。
この大きさになってくると、自立することが難しくなり、支柱で支えるようになります。
枝が沢山出てくるようになり、アチラコチラで新芽が展開され、成長が早くなったように感じます。
そして今年、更に成長し続けて、とうとう自分の身長を超えてしまいました。
樹高は鉢の用土表面から測って185p。見上げるようになってしまいました。
ハイドロカルチャーでここまで育つとは、正直思っていませんでしたが、すくすくと成長する姿を見ていると嬉しい限りです。
初めての選定
ここまで伸ばし放題でしたが、現在の我が家は天井が低い造りのため、今年中に天井まで到達してしまうことが予想されます。
当初目標としていたのは、幹を太くして樹木のように見上げるようにすることでした。高さ的には目標達成しましたので、今後は幹部分を太くするように、手入れをしていきたいと思います。
まずは先端部分の剪定です。摘芯というのでしょうか。
ここをカットするとそれ以上は伸びませんので、慎重に切る位置を選考します。
樹高160pの位置でカットしました。
これで高さはこれ以上伸びることなく、幹が太くなるか枝が伸びるかになります。
割と太く成長した枝もありましたが、理想の樹形になるようカットしていきます。
本当は、あまり大きくなる前に適宜剪定などしておくのが良いようです。
大きな枝をカットすると、やはり植物への負担が大きく、最悪枯れる可能性もあるらしいです。
株の間隔調整
もともと小さな鉢に3株植えられていたミニ観葉ですので、株同士の間隔が狭くなっています。
植え替えの際、それぞれ分けようとしましたが、根が絡みあっているうえ、株もまだまだ小さい状態でした。根に負担を掛けると枯れる恐れもあったため、そのまま植え付けていました。
幹部分も太くなってきました。
よく見ると株同士が癒着してきているようです。
ここまで大きくなってくると、葉も大きくなり、葉を展開するスペースを確保しようと、幹が自然と広がるように成長していきます。
今更分けることは難しいので、なるべく1鉢のスペースで収まるように、幹の間隔を調整します。
数カ所を紐で調整します。
無理に閉めると負担をかけそうなので、期間を開けて徐々に狭めていきます。
幹部分が、鉢のサイズ内に収まるようなりました。このまま癒着して1本の木のようにならないかなと思っています。
将来的には、もう1サイズ大きい鉢に植え替えるつもりですが、まだ根はそんなに回っていないので、様子を見ています。
ハイドロカルチャーの透明鉢なので、根の状態がすぐに確認できて便利です。
最終的にはこのような状態になりました。
多少スッキリした程度ですね。
下の方の葉や枝をかなり剪定しましたが、初めての剪定ですので怖くてこれ以上切り刻めません。
慣れてくれば、どの程度カットして良いのかわかってくると思います。
まとめ
購入当初からの画像を並べてみると、こんなに大きく育っていたのかと改めて嬉しくなります。
エバーフレッシュは丈夫な植物なので、剪定の時期はいつでも良い的なことを書いてあるサイトや本をよく見ますが、正直不安です。
同じ仲間の日本原生であるネムノキは、剪定に弱く大きな株でもすぐに枯れてしまうため、2月頃の完全に休眠状態に入った寒い時期に行ったほうが良いという話をよく聞きます。
そう言えば街路樹の剪定業者さんの作業も、初冬の休眠期に入る頃に行っていますね。
まだ、新芽の動きもないので休眠状態だとは思いますが、本当は2月くらいに行っておいたほうが良かったのかもしれませんね。