非常に便利に使っている SublimeText 3 ですが、ひとつ結構大きめの不満があります。
Google 日本語変換を使っている方にとってはおなじみの予測変換(サジェスト機能)機能に関することです。
tab キーが使えない
Google 日本語入力を使う理由の一つには、予測変換機能(サジェスト機能)という便利な機能が使えるということが大きな要素だと思います。
通常は、「tab」キーを押すことで、文字入力中に表示された予測変換候補の画面から、任意の文字を選択します。
Google 日本語入力に限らず、他の IME システムでも一般的な操作法だと思います。
ところが、SublimeText 3 では、「tab」キーはSnippet機能でトリガーとして使われているためか、文字入力中に押すと入力した文字が消え、ただのスペースもしくはインテンドとして表示されます。
これでは非常に不便ですね。
予測変換を使う方法
最も簡単に使う方法は、Google 日本語入力のデフォルト設定にある Down キー( ↓ )を使うことです。
予測変換(サジェスト)画面が出ているときに「tab」キーの代わりに「Down( ↓ )」キーを押すと同じように変換選択できます。
設定をいじることなく、最も簡単に使うことができます。
デメリットとしては、変換の度に矢印キーまで手を動かす必要があるので、なるべく手の移動を減らしたい方には、大きなストレスになるかもしれません。
もう一つの方法として、SublimeText 3 のキーバインドを変更する方法もあります。
方法自体は、幾つものサイトで紹介されているの割愛しますが、スニペット機能に割り当てられている「tab」キーの設定を削除してフリー状態にすることで、他のアプリからのキーバインドを使えるようにするという方法のようです。
Sublime Text 3 で日本語入力中に Tab キーで入力・変換候補を選択できるようにする | R
Sublime Text3でGoogle日本語入力のTab変換選択が出来ない時の回避方法
OSXのSublimeText3でGoogle日本語入力の不満を解消し、さらにMarkdown環境を整える - Qiita
この方法も試してみましたが、私の環境ではうまく行きませんでした。
バージョンの違いか、他の Package などのキーバインドがまだバッティングしているのか、SublimeText の挙動自体がおかしくなるので、もとに戻しています。
まとめ
スマホが普及してキーボードを使わなくなったと言われるようになりましたが、SEや物書きの仕事などでキーボードをよく使う方々というのは、まだまだたくさんいると思います。
キーボードをよく使う方々にとっては、使い慣れたキーの配置というのがあります。
慣れてしまえば問題ないのでしょうが、無意識に染み込んだ配置を変えるのは容易なことではありません。
覚えたつもりでも無意識に以前の配置に勝手に手が動いてしまいます。その度に手直しを強いられるのは、ストレス以外の何物でもありませんね。
スニペット機能をめったに使わないのであれば、割り切って設定変更したほうが良いと思います。
私の環境ではうまく動かなかったので、一度インストールし直して初期状態に戻してから試してみようかと思います。
そのうち・・・手が空いてから・・・暫く使う予定がないときにでも・・・